1学期に慰問に行ったり、運動会を見に来て頂いたりして、交流してきた「伊豆海の郷(いずみのさと)」さんから、今回文化の日作品展への出展依頼を受けました。
美術品が大好きな子どもたち!その思いを生かせないかと美術館にも相談してみると・・子どもたちのためにぜひ協力させて頂きたいと、美術セミナー&制作が実現しました。
以前に見たことのあった「鶏頭図屏風」。
「みたことある!」「これ、けいとうっていうはなだよ!」と子どもたちも食い入るようにセミナーに参加します。
美術品に込められた思い(実際に使うために作られ、相手に喜んでもらうために・大切にし
てもらうために心を込めて作られている)
屏風の特性(風よけとして、また置くことで部屋の雰囲気が変わる)
四季の美しさを表現して作られている事を学びました♪
美術館学芸員さんが作ってきて下さったミニ屏風に、目をキラキラと輝かせる子どもた
ち♡
みんなでこの作品を作っておじいちゃん・おばあちゃんを喜ばせよう!ピカピカハート
を届けよう!と友だちと協力して、早速貼り絵に挑戦です!
模造紙に絵の具をぬり、乾いたらハサミで小さくカット。
次に、大きな屏風の台紙に、カットした紙を貼っていく作業。
「こんなにおおきいの、むりだよ~」と弱気になる子どもたちでしたが、運動会で培った諦めない心・協力する心を胸に、「でも、あきらめないことがだいじだよね!」「みんなのちからがあればできるかもしれない!」とまたまたやる気に火がともります!
果てしない作業に気が遠くなるかと思いきや、子どもたち同士で「かみをきるひと、のりつけるひとと、はるひとにわかれようよ!」「○○くん、ここにのりぬって~」「○○ちゃん、こっちかみちょうだい!」と役割分担して取り組む子どもたち。
「みんなでちからをあわせてがんばろう!」「おじいちゃん・おばあちゃんによろこんでもらうために、みんなできょうりょくしなくちゃね!」と子どもたち同士声を掛け合いながら取り組んでおり、”作品を見て下さる方に喜んでもらいたい”と人のために頑張っている姿に触れ、年長児としてこの半年間の成長を感じました。
できあがった作品をみた子どもたちは、「できた~!!」と達成感に満ち溢れた様子!早くいろんな人に見てもらいたい!と期待に胸を膨らませていました☆
先日、伊豆海の郷を訪問させて頂き、自分たちの作品が展示されている様子を見てきましたよ☆
「これ、ぼくたち(わたしたち)がつくったけいとうずびょうぶ~!!」と何とも嬉しそうにその作品を見つめていました♪
子どもたちの思いが、作品を見て下さる方々に届きますように♡
尚、この作品は11月18日開催の「ワクワクまつり」でも展示予定です☆
みなさん、ぜひ見に来てくださいね!