MOAあたみ幼児学園は、「幼稚園教育要領」の五領域（健康・人間関係・環境・言葉・表現）を踏まえ、子ども達一人ひとりの成長段階を見つめ、遊びに「健康法」を組み込んだ指導計画のもと教育しています。
子どもが、心身ともに健康で、人として生きていくための力が養えるよう創意工夫したカリキュラムです。
また、子どもを育てる上で、「できるだけ自然に順応し、本当の深い愛情をもって接する」ことや「大人がよい手本を見せる」ことが大切であると考え、家庭と園が連絡を密にして力を合わせることで、園生活が楽しく過ごせるよう心掛けています。
そのサポートとして、MOA美術館や大仁瑞泉郷などの教育機関と連携すると共に、PTA、ボランティアの人達の協力のもと、地域と一体となった人材育成をめざしています。
園児は、3年間の「食育」と「美育」を中心とした体験を通して、前述した教育目標を身につけることをめざします。
○ 食育＜楽しくおいしく食べる、自然食の給食＞
給食・おやつはほぼ毎日（行事時を除く）、和食を中心に手作りを提供しています。
食材は主に、ＭＯＡの自然農法による米や野菜、調味料や加工品を使用しています。
食の基本としているお米は、青森県産（自然米）の七分づきです。魚介類も天然物を使用しています。
好き嫌いのない、食べ物に対する感謝の出来る食習慣を身につけると共に、健全な心身の発達を図っています。
＜自然農法による野菜づくり、田植え、稲刈り＞
農場へ行き、田植え、稲刈り、苗付け、草むしり等、土に触れ、体験を通して自然の恵みや、作ってくれた人に感謝する心を養います。
園でも、もちつき、みかん狩り、プランターでの野菜栽培等、一年を通して、食育を取り入れています。
＜MOA光輪花＞
生命の尊さや、やさしい心を培う教育の一環としてお花をいけます。
＜MOA茶の湯盆点前＞
伝統芸術であるお茶にふれながら人を思いやる気持ちと物を大切に扱う習慣を身につけます。
年少―お抹茶を楽しむ（いただき方を知る）
年中―お抹茶のお運びをする
年長―盆点前の作法を覚え、相手のために点てる
＜MOA美術館見学＞
MOA美術館を訪れ、価値の高い美術品に触れること、体験することを基本に美を楽しむ心を育てます。
＜箱根美術館（強羅）見学＞－年長
紅葉あふれる庭園（岡田茂吉氏造営の琳派風庭園）を訪ねて自然の美しさや季節の移り変わりなどを実感します。
＊その他、音楽遊び、音楽鑑賞会、絵画活動、お花を育てる（種まき）等、取り入れています。
