年長 美術セミナー(紅白梅図屏風・光琳屋敷)
- 2018年03月11日
行ってきました!1年ぶりの再会♡
紅白梅図屏風。学芸員さんよりセミナーをして頂きました。
まずは復習!
学「この絵は誰がかいたでしょうか?!」
子「おがたこうりん!!」大正解!
学「どの位前に書かれたと思う?」
子「365にち!」「2000ねんまえ!」等など・・
学「300年前に描かれました!」
Q、この絵好きな人~! A、全員大好きですよね♡
Q、どんなところが好き? A、はながさいてるところ!しぜんがかいてあるところ!うしろのきんがきれ~等々、さすがねんちょうさん♪
Q、このきいろいのは何で描いていると思う? A、金!!
そう、それは金を砕いて粉にしたものを四角くかため、屏風にはりつけていったそうです。
Q、白いお花はどうやって描いたかわかるかな~? A、えのぐ!クレパス!・・
正解は貝がらを砕き、粉にしたものを膠(にかわ)というものをとかして貼り付けていったそうなんです。どんどん学芸員さんの世界観に引き込まれる子どもたち!
Q、他にどんな色が使われているかな? A、みどり!あか!くろ!ちゃいろ~!!
Q、この緑は何で描いていると思う? A、(もはやえのぐではないということを認識した子どもたち・・)くさ!はっぱ!おまっちゃ!となかなかいい線いきますね~。
これは石を砕いて粉にしたものなんですって!
Q、ではこの絵はどこで描かれたでしょうか? A,こうりんやしき!!
ということで、いよいよ光琳屋敷へ・・
普段は入ることのできない場所、初めての経験にワクワクする気持ちを抑え、真剣モードでお邪魔しました。
光琳さんのお家の地図が描かれた巻物。学芸員さんの話を熱心に聞きます。
光琳さんもお茶を習っていたこと、光琳さんが住んでいたお部屋・・そしてお茶室にも入らせて頂きました。
この階段を登って、2階で紅白梅図屏風を描いていたとかで・・「どうやってもっておりてきたの?」と謎に包まれる子どもたち(笑)夢がかなって大満足の様子でした。
3年間の集大成に相応しいセミナーとなりました。この1年は特に、美術館の方の多大なご協力で子どもたちに美育をして頂き、心から感謝申し上げます。
さてさて、光琳屋敷見学を終え、さらに美への興味関心が深まった子どもたち。
またまた美術館ごっこブーム到来です!
子どもたち同士で話し合い、手作り美術品を飾って先生方を招待し、毎日美を楽しんでいますよ。
本当に心豊かな子どもたちに育ってくれていることを嬉しく思います。
ありがとうございました。