一人ひとりの個性を大切にし、
思いやりと豊かな心を育む教育を実践する

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年中 美育活動

  • 2019年12月24日

芸術の秋!存分に美を楽しむべく、美術館へ行ってきました!

今回は、“仁清展”を鑑賞し、なんと!!特別に「色絵金銀菱文重茶碗」についてのセミナーをして頂きましたよ。

その前に、館内見学・・

 

ひらがなに興味を持ち始めている子どもたちは、展示品に書かれている美術品の名前を読んでみたり、「これはどうやってつかうのかなぁ~?」と友だちと会話を楽しみながら鑑賞♪

 

藤壺と同じ花で描かれた屏風や着物を発見するなり「ふじつぼとおなじ~」と興味津々!!

いつもお客様ごっこ(お抹茶)で使用しているお茶碗もあり、「これ、ほいくえんにあるのとおんなじ~!」「でもかたちがすこしちがうね」ということにも気が付いており、よくみてるな~と感心です♡

また、お庭では“きれいなものをさがしてみよ~”と実践。「もみじのあかがすっごくきれい!」「かわのおとがきれ~」「たいようがあたって、もみじがキラキラしている」「はっぱがつるつるしていてきれ~」・・etcたーくさんの美に触れ、ピカピカハートいっぱいの子どもたち♡

さて、いよいよお楽しみの時間♪

MOA美術館学芸員さんによる美術セミナーの時間です。

「仁清さんてどんな美術品を作ったか知ってる?」 子:「ふじつぼ!」

他にもいろんな壺があることを知りました。

「さっきみてきた!」と子どもたちも得意気。

ではここでクイズです!この作品には白いお花が描かれています。何のお花かわかるかな?!正解は水仙!!

こちらが「金銀菱」どんな形がつかわれているかな?

子:「まる!しかく!ダイヤモンド!(ひし形)」よ~く見て見ると、細かい所まで縁取りされているんですよ。茶碗の下の方に描かれている形は、なんだかわかるかな?

実はこれ、大人でもわからないそうなのですが蓮の花を逆さにしたものと同じ模様が描かれているんだそうです!

また、仁清は黒・金・銀・緑・赤・水色を使って作品を描いていたそうです。どのように作ったら綺麗かな?面白いかな?ということを考えて、工夫して作品を作っていたそうですよ。

「どうして仁清はこのような作品を一生懸命作っていたのだと思う?」との学芸員さんからの問いかけに・・「みんなに喜んでほしいから」「ピカピカハートになってもらいたいから」と子どもたち♡

誰かが使って楽しい、素敵と思ってもらえる作品をたくさん作っていたそうですよ☆「この作品のどういう所がきれいかな~?と探しながら鑑賞してみてね」と学芸員さんより教えて頂きました♡

 

さて、翌日・・鑑賞してきた「色絵金銀菱文重茶碗」の制作をしてみました♪「みんなも仁清さんになって、絵を描いてみようね~」と話をし、笑顔で楽しく取り組み、1人1人個性的な作品に仕上がりましたよ☆

 

クラスでは毎日「美術館ロックをうたいたい!」大合唱!

歌詞に出てくる美術品に興味を示し、「○○はどんな宝物なの?」と図録をみて予習する子どもたち。

 

「そうだ!へやをびじゅつかんにしようよ!」「そしたらママたちもピカピカハートになれるよね!」とチラシを切り抜き制作・・

お家で紅白梅図屏風をつくってきたよ~というお友だちも♡

 

また、自分たちで描いた金銀菱を懐紙として使用しお抹茶も楽しんじゃいました☆

「おかしまでピカピカハートになっちゃうんじゃない~」と笑顔いっぱいの子どもたちでした。

うさぎ組さんの美術品LOVEはまだまだ止まりません!

もうすぐ茂吉先生(創立者)の誕生日だね!と話をすると、「もきちせんせいが喜ぶプレゼントをつくろう!」「やっぱりたからものがいいんじゃない?」「金銀菱は?」「藤壺もいいんじゃない?!」と声があがりました。

そこで、金銀菱と藤壺の形に切った画用紙でひっかき絵に挑戦!

どれも素敵な作品になりましたよ。

(作品の一部を紹介しますね)

 

出し物では、大好きな美術館ロックの合奏と合唱♪

茂吉先生もニコニコ喜んで下さったことでしょう☆

 

芸術の秋を存分楽しんだうさぎ組の子どもたち。

3学期もた~くさん美に触れてピカピカハートを大きくしたいと思います☆