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小麦星人(前編)
どうも、こんにちは。
ちゃっぴ~です。
パスタ、うどん、ラーメン。。。
どれも好きなんです。
そういえば、パスタとうどんとラーメンって何が違うんでしょうね。
ヤフーで調べてみると、
原材料は小麦ということは共通ですが、練り込むものや小麦粉の種類が異なることで違いがでているみたいですね。
ところで、仮に小麦星人という宇宙人が地球に住んでいたとしましょう。
小麦星人は普段は周りの人間と変わらぬ姿で生活しています。性質は根暗で怒ると怖いが、普段はものすごく優しい星人です。
もちろん、名前の通り、小麦が発する目に見えないエネルギーをもらって生きています。
小麦エネルギーは調理されるとその力を失います。地球人は小麦調理の達人でした。地球人が小麦をパスタやうどんやラーメンにして食べることで小麦パワーがなくなっていくのです。
しかし、地球では小麦が生産出来るので、パスタやうどん、ラーメンなど様々な料理に使われても小麦星人は生きていけました。
ところが、ある日、地球において小麦を破壊する突然変異のカビが発生したのです。
地球上の小麦畑は激減し、小麦星人も元気がなくなってきました。
生命の危機を感じた小麦星人は、このことを伝えるために地球人に対してクーデターを起こします。
地球人に混ざって生活していたので、中には各国の要職についている小麦星人もいたのです。その為、各国の小麦星人は協力しあって地球人に対抗できる力を持てたのです。
しかし、小麦星人は基本的に気弱な優しい宇宙人です。小麦星人は地球人に言いました。
もう少し、小麦を食べる量を減らしてくれないかと。
悲しいかな、地球人の中にはこの言葉に反対するものもいました。
「地球は俺らの星だ。なぜ自分たちの星で自分たちが遠慮しないといけないのだ。自分の国に帰って小麦を育ててろ!」
小麦使用減量について反対派は少数ではありました。しかし、反対派の意見は、地球人を一緒に暮らしてきた仲間と思っていた小麦星人にとって、深く突き刺さるものとなったのです。
そして、小麦星人はやりようの無い想いを地球人へぶつけてしまうのです。
このとき、小麦星人に一つの能力が発動します。それは「呪い」をかける能力です。
その「呪い」とは、小麦料理の中でパスタかうどんか、ラーメン、三つの内、どれか一つしか食べられなくなる呪いです。
三種類の中で、今後食べれるものをどれか一つ選ばないといけません。残りの二種類を食べると体調を崩して、場合によっては死に至ります。(例えば、パスタを選ぶと、一生うどんとラーメンが食べられなくなります。その他の肉や米は自由に食べれます。)
生命の危機に際し、小麦量を調節する為に小麦星人に発動したちょっとした能力でした。
次々に呪いをかけられる地球人。
三つの中では一番好きだからという理由でラーメンを選ぶ人
自分の体にやさしいという理由でうどんを選ぶ人
パスタ屋という職業を理由にパスタを選ぶ人
小麦星人のことを考え、パスタもうどんもラーメンも食べないという人
それぞれ理由で自分の道を選んでいきます。
そして、13歳の女の子、マチ子ちゃんも呪いをかけられることになるのです。
さて、さて、マチ子ちゃんはどれを選ぶのでしょうか。
(ちなみに、あなたならどれを選びますか)
(いつ投稿するか未定ですが)後編に続く
2013.02.28