1.岡田式浄化療法事業
岡田式浄化療法療法士を育成する
「一般社団法人MOAインターナショナル」
一般社団法人MOAインターナショナルが法人化されるにあたって、岡田式浄化療法の療法士資格制度をスタートさせ、以来、今日まで、同資格講座を受講し、合格した有資格者である療法士は2万人を超えています。 この療法士の方々が、日本中や海外各地で行われる健康増進セミナーにおいて、主要メニューとして実施されている浄化療法部門を担っています。
岡田式浄化療法資格取得講座
一般社団法人MOAインターナショナルでは、岡田式浄化療法の資格制度を設け、「療法士」の育成を行っています。3級のベーシック講座は、MOAに入会した会員であれば、誰もが受講できるものです。
医療部門の連携を担う「新田記念統合医学研究所」
統合医療として浄化療法を中心とした健康法を進めるにあたっては、医師との協力関係が必要不可欠となってきますので、全国にある療院を中心とし、協力クリニックと連携しながら、新田記念統合医学研究所を中心に、統合医療を推進する医師との緊密な連携を図っています。
岡田式浄化療法の研究を進める「MOA健康科学センター」
一また、人間に本来的に具わる自然治癒力を高め、心身の浄化作用を日常的に促進する岡田式浄化療法は、施術後の血圧や脳波に変化が現れることなど、さまざまな効果が確認されており、全国の4つの医療法人財団、財団法人MOA健康科学センターとMOAインターナショナルの共同による科学的研究を進めています。
2.自然農法・自然食事業
自然農法活動を担うNPO法人「MOA自然農法文化事業団」
MOA自然農法は、岡田茂吉が、農薬や化学肥料にたよらず、生命体である土の持つ力を最大限に発揮させ、自然環境を清らかに保ちつつ、安全で、おいしくて生命力にみちた美しい作物の栽培を願って昭和10年代に創始した農法です。
現在、MOA自然農法はNPO法人MOA自然農法文化事業団が中心になり、全国に約300の普及会を置いて、農家、消費者等を含む1万人の普及会員が、そのような農産物の生産とともに、援農や地場流通などを通して生産者と消費者の交流をはかり、伝統食を大切にする運動を進め、地域社会の永続的な発展に貢献しようとしています。
大気や土壌、水も汚染しない環境保全型農業として、また貴重な自然資源を有効に活用する物質循環型農業として、その価値が認められています。
さらには、日本における食糧自給率をあげ、今日の日本農業の危機を回避する鍵であると考える「地産地消」を進め、中小規模農家の育成、少量多品目の栽培、消費者の需要に則した生産を実現する体制づくりに取り組んでいます。
研究農場
MOA自然農法は、それぞれ気象条件の異なる3つの研究農場、すなわち、亜寒帯:北海道・名寄農場(22ha)、温帯:静岡・大仁農場(100ha)、亜熱帯:沖縄・大宜味農場(7ha)を有し、農業技術の研究などに加えて、独自のガイドラインに基づく普及を行っています。農業後継者を養成する
自然農法大学校
静岡・大仁農場内に自然農法大学校を設け、MOA自然農法の栽培技術、地域の地産地消の取り組みを担う若者を養成しています。
自然食活動を担うMOA企業グループ
また、このような取り組みによって生産される農産物の流通、販売や、それらを原料とし、独自のガイドラインに従って加工した食品を製造し、流通、販売する役割とともに、MOAの食運動を担うMOA企業グループが、現在全国に123店舗を展開しています。
3.美術・文化事業
美術品の展観をはじめ、全国で美術交流、いけ花、茶の湯など日常生活に美を取り入れる文化活動を、財団法人MOA美術・文化財団が担い、展開するとともに、その指導者として美術・文化インストラクター資格制度を設け人材育成取り組んでいます。
岡田茂吉は、「美の世界」を誰もが理解でき、実感できるよう、自然と人工の美が調和した理想郷のモデルを箱根、熱海、京都に建設しました。
岡田茂吉が自ら指揮し1952年に完成した箱根美術館は秋の紅葉など現在もその庭園の美しさで知られており、また、熱海においては、岡田茂吉の構想を継承して1982年にMOA美術館が完成し、国内外より、多い年には年間100万人を超える来館者を迎えています。