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奇跡の1本が、まぼろしの1本に・・・

突然ですが、ウチの畑はサルがでます。

以前からイノシシは出ていたのですが、な~んか最近イノシシの食の好みが変わってきたなーと思っていたら、動物そのものが変わっていたようでした。

サルは、手を使って、イノシシ以上に細かい仕事をしてくれます。例えば、最近ではえんどう豆の中身だけちゃんと取って食べるとか・・・。

先日、2年越しのアスパラガスがニョキっと出ていました。1本だけでしたが、なかなか立派に育っていました。スーパーだと、5本一組くらいで束になって売られているアスパラですが、自分で育てたものは、1本だって貴重品です。こんな大切なものは、とりあえず写真撮影。みずみずしく、おいしそうなアスパラに写るように、いろんな角度で撮ってみたり、普段から使いこなせていないデジカメの機能をぎこちなく試してみたり・・・。


結局、ご覧の通りの写真になったわけですが・・・。写真を撮りながら、この1本を “バター炒めにしよう”とか、”いやいや、シンプルに塩ゆでしよう”とか、 “せっかくだから、ちょっといい生ハム巻いてソテーして食べよう”とか、イメージばかりが膨らんでいました。

しかし、写真を撮ることに必死になりすぎて・・・なんとショックなことに、この奇跡のアスパラガスを収穫して帰るのを忘れてしまったのです!次の日様子を見に行ったものの、やはり、アスパラはボキっと根元から折られ、跡形もなく消え去っていました。

アスパラを折って持参するあたり、やはりサルの仕業かな・・・と思います。奇跡のアスパラ1本は、まぼろしの1本となり、忘れられない1本となりました。自然との触れ合いを通し、豊かさを享受することも多いですが、自然界の厳しさも謙虚に受け入れていかなければならないと感じた出来事でした。涙。

2010.06.05

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