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ある特別養護老人ホーム にて
こんにちは。TOMです。
私の住む町の、とある特別養護老人ホームにて、MOA美術館伊東市児童作品展の受賞作品を、1カ月程、展示しました。
偶然の出会いというのは時に起こるもので、私がホーム内の展示室で、絵を飾っていたところ、
「これは、孫の絵だ。展示会(昨年11月)に行きたかったけど、行けなかった。ここで見れるなんて!」
と言って、展示室に来られたご夫婦がおられたり、
「子どもたちの絵は、すばらしい」
「見てると元気になる」
「もっとすばらしい作品を作って、もっと多くの人に喜びを与えてほしい」
等々、たくさんの反響をいただきました。
子どもたちや保護者の皆様には、これらのたくさんの反響をお手紙にしたためて、作品を返却しました。
あるお子さんは、自分の作品がかえってくるのを、ずっと待っていたそうで、
「ありがとうね、あなたの作品に、本当に多くの人が喜んだんだよ」と私が伝えると、
「うれしい。ありがとうございます。今年もがんばって作品を描きます」と言ってくれました。
このように、作品と作者と見る人を、至らないながらも、繋いでいくことは、大切なことなんだな、と感じている今日この頃でした。
2012.06.28