スタッフブログ
ルーツを訪ねて
実はずっと悩んでいたことがあったんです。。。
歴史を学ぶって何で大切なことなのかなぁって。
その答の一つを、最近見付けることが出来ました。
少し前の話。
夏休みのことなんですが、東北旅行に行ったんです。
山形を中心に出羽三山や鳥海山など、いろいろなところを見てきました。
大きな花火大会もあって素敵な旅行になりました。
その道中、山形県酒田市にある山居倉庫も見てきました。
(画像は倉庫近くにある橋)
なんとなく懐かしい感じのする場所でした。
実は、私の家のルーツは山形らしいんです。
もしかしたら血のつながっている親戚が、ここで働いていたかもしれないねって家族と話したりしました。
ご先祖様も感じていたであろう土地の雰囲気や風の香りに触れていると、
ふと、自分の心に湧いてきたのは
父と母がいなければ自分がいないように、そのルーツであるご先祖様に対する親しみと感謝でした。
センチメンタルな旅行をするつもりではなかったのですが、
なんだかもっと家族を大切に思えるようになりました。
家のルーツである山形を訪れたことで、家族に対する自分の気持ちも確認出来る機会となり、優しい気持ちを持つことができました。
優しい気持ちを持てるとなんだか元気になりますね☆
今日も一日頑張ろう~! みたいな(笑)
ワクワクや感謝など、感じている感情も健康に繋がっているなと感じます。
旅行から帰って来て、その後、致知を読んでいて目にしたメッセージがありました。
文芸評論家である小林秀雄さんは、歴史についてこんな風な話をしていたことがあったそうです。
「 君を産んでくれたのは誰か。君のおっかさんだろう。
おっかさんのいいところも悪いところも
みんな君の中に流れている。
そうすると、おっかさんを大事にすることは、
君自身を大事にすることだ。
君が君自身を大事にすることは、
おっかさんを大事にすることになる。
歴史だって同じじゃないか。
日本の二千年の歴史は君のこの身体に流れている。
君が君自身を大事にすることは、歴史を大事にすることだ。
だから歴史を知ることは、自己を知ることに繋がるんだ。 」
(『致知』2004年12月号 特集テーマ「徳をつくる」より)
う~ん、歴史って深い。。。
でも、歴史を学ぶことの意味の一つを知ることが出来て、スッキリ~☆
2009.11.26