ボランティアを通じてうれしい出会い
2018.01.24
数日前のことですが、いつものようにアートボランティアに行って、美術館の円形ホールで開催されている「MOA光輪花クラブいけばな展」の所にいましたら、体験コーナーの丸テーブルにたまたま一緒に座られた3名のお客様の様子が目に入りました。
この方々、お互い知らない人同士だったのが、楽しくお花をいけている間にうちとけて、話のなかから偶然にみなさん同じ町内にお住まいだということがわかったようです。
体験コーナーでは、普段MOA光輪花クラブで使うテキストや「大光輪」というお花の写真集を見ながら、いけばな体験をしていただいています。
そうこうしている内にご自分たちも光輪花クラブに入会したいねということになって、いつから、どこで、というように、話がどんどん盛り上がっていきました。
そのうちのお一人が、自分は独り暮らしで庭にたくさんの花も咲いているから、うちでやりませんかとおっしゃったので、なんと新しくクラブを開講することがその場できまっちゃいました。講師には、その日私と一緒にボランティアにきていた、MOA美術文化インストラクターのWさんがすることになりました。
そんな感じで、いけばな体験をして、館内の美術品鑑賞をなさったあと、また3人一緒にいけばな展会場に戻ってこられて、「とても楽しかった」とお声をかけてくださって、とてもうれしそうに帰っていかれました。
こういった出会いから、幸せをまたすこし分けていただいたことに感謝です。