金沢市で第3回「これからの医療とまちづくりシンポジウム~地域コミュニティの役割~」を開催しました。
10月15日、金沢市の本多の森ホールで
「第3回これからの医療とまちづくりシンポジウム-地域コミュニティの役割-」を開催しました。
金沢や近隣の市民、また全国の医療・行政関係者など、約1,800人に来場いただきました。
(全国36会場にも、映像をライブ配信しました)
疾病構造の変化と医療費の高騰、生きる意味の見つけづらさ、加速する少子高齢化など、現代はまさに困難と痛みのただなかにあります。
そうした現実の諸課題を踏まえ、求められる医療と健康的なライフスタイル、それを支える地域づくりのために、地方行政、統合医療、倫理・死生観の各領域の専門家による講演をいただきました。
左から、坂本昭文先生(鳥取県南部町長)・伊藤壽記先生(大阪大学大学院特任教授)・ カール・ベッカー先生(京都大学大学院教授)
【講演要旨はこちら】
これからの日本の医療の在り方について(大阪大学大学院特任教授 伊藤壽記先生)
これからの医療とまちづくり(鳥取県南部町長 坂本昭文先生)
日本のスピリチュアリティに基づく医療とまちづくり(京都大学大学院教授 カール・ベッカー先生)
続く全体討論では、岡田式浄化療法の有用性についての実体験に基づいたご意見、石油資源の先行きと自然農法の意外な関係など、楽しく闊達な議論が展開されました。
<アンケート集計結果・抜粋>
来場いただいた方にアンケートをお願いし、771件の回答をいただきました。
内容が身近に感じられたかという問いには96%、誰かに伝えたいかという問いには93%が「そう思う」と回答されており、好評だったことがうかがえます。
ここでは、シンポジウムを聞いて「変えてみようと思ったこと」、これからの医療とまちづくりのために「大切だと考えること」の集計結果をご紹介します。
Q. あなたが変えてみようと思ったことはありますか
6つの選択肢を用意し、複数回答(無制限)といたしました。
Q. これからの医療とまちづくりには何が大切だと考えますか
こちらは上位3つまでに印を付けていただきました。
閲覧者の皆さんなら、どのようにお答えになるでしょうか。
当日の模様が10月16日付北國新聞で報道されました。
2016.10.19