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田んぼ
湿気でジトジトする日が続いています。カラッと晴れた日が恋しくなる今日この頃です。
少し前に近辺の水田では田植えが行われていました。私の実家では4月に行うので、アジサイの咲く頃の田植えには少し変な感じがしますが、水田一面の苗が風に波打つ様子を見ると、なんだかほっとします。
しかし、こうした水田の風景も、最近では区画整理によって、大小、色んな形をしていた水田もきれいに整えられ、子供のころ、遊び場の一つだった小川も、最近ではコンクリートで囲まれた用水路になるなど、様変わりしてしまいました。
それと併せて、小魚や水生昆虫なども姿を消してしまったように思います。私の子供の頃ですら、タモ(網)を持ってメダカやタナゴ、ドジョウなどをよく取りに行ったものですが、そうした生き物と遊ぶ子供の姿もめっきり見かけなくなりました。
さらに、もっと大きな要因は、農薬や排水による水質の汚染などもあったりするんでしょうね。
最近の便利で楽な生活の恩恵を私自身も受けていますが、こうした身近な生き物や自然の変化を見ると、改めて考えさせられることがあります。近い将来、私たち人間自身の住家も狭めていく結果となりそうで・・・
私の住んでいる辺りでは、この時期になるとホタル祭りなどが行われています。こうした環境を守り、つくるため、全国でも休耕田を利用したビオトープや既存河川のエコアップなどの活動も行われるようになりました。こうした取り組みがどんどん盛んになるといいなぁと感じます。
私も、自然と共存していけるよう、普段の生活で少々我慢してでも、何かできることはないだろうか考えてみたいと思います。
2010.06.30