食欲の秋

暑くてながーい夏が居座りそうな9月でしたが、季節は巡りめぐってくるもので、10月に入った最近では朝晩がめっきり涼しくなり、秋本番という感じです。

秋になると一番に気になるのは、食べ物です。秋といえばサンマ・クリ・梨・ブドウ等々、季節を感じる美味しい食べ物があふれ、とっても幸せなキモチになりますよね。

食といえば、先日仕事でタイへ出張したのですが、土地のモノを食べる大切さを実感してかえってきたところです。連日30度以上の暑さ続くタイで、普段食べ慣れないタイ料理を食べ続けることに不安を抱いて現地へ赴いたのですが･･･。日本では少し食べれば「もうたくさん！」と、満足するような辛くて、独特の香辛料たっぷりのタイ料理も、現地で口にすると、すんなりと口に入り、身体のエネルギーになっていくような不思議な感覚を覚えました。タイ料理の中でも、野菜を中心にした現地の伝統食と言われる食事を中心にしたお蔭で、暑さにバテることもなく、また、出発前に散々周囲に脅されたお腹の不調も全くなく、精力的に仕事をすることができました。

東京など大都市に行けば世界中のどんな料理でも食べることはできますが、現地の気候の中で育まれたお米や野菜を使って作った料理を、現地で食べるのが一番美味しく、また、一番身体のエネルギーになるのかもしれません。様々な健康を意識した食事法や栄養食品などの情報が巷にあふれていますが、今自分の身体にとって何が必要なのか、身体はちゃんと知っていることを感じた1週間でした。

2010.10.06