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本物の味(または衝動買いコレクション)
どこかで見かけたことはありませんか?私はあります。でも本物を見たことはありませんでした。でもハンズで見つけてしまったのです。秋が足音もなく近づいていた先日のことです。マシーン
というわけで、パスタマシーンが我が家にやってきました。普段気にすることもなかった「スパゲティの原料」、そして作り方。インターネットでちゃかちゃかっと調べていざ「生パスタ」づくりに挑戦です。そして…
意外と簡単なんですね。簡単にご説明します。
原料は、デュラムセモリナ粉と卵、ひとつまみの塩と打粉にする強力粉のみ。何も足さない、何も引かない。
まず、セモリナ粉と卵とひとつまみの塩をボールにいれて指でこねながらひとかたまりにします。
次に板に載せて体重をかけながら10分ほどこねます。
そしてラップにくるんで冷蔵庫でねかせます。時間は30分~一晩。適当ですね。待ち焦がれるかどうかは人それぞれですが、冷蔵庫からこの固まりがでてきたところで、あの「マシーン」の登場です。
まず、取り出したネタを手で厚さ1cmぐらいまで伸ばし、適当な幅に切り分けます。
充分ねかせた生地は、柔らかくて弾力があり、ほんのり小麦の匂いがするくらいで、手触りがとてもよい。でも小麦粉を振りかけていないとべとべと手にくっつきます。手にも粉を付けておいた方がいいでしょう。
ひとかたまりをもう少し薄っぺらく伸ばしたら、「マシーン」に通します。ハンドルをぐるぐる回すだけで、生地がどんどんすいこまれていって、下から出てきたときには薄っぺらいシートになっている…これが意外と感動です。この瞬間に初めてパスタを作っている実感がわきます。
この作業3~4回繰り返しながら、だんだんと生地をうすく伸ばしていきます。多分慣れてないせいか、1mmくらいまで伸ばしたら、長さが50cm程になってしまいました。
そして感動的な最終段階。伸ばした生地をカッターで切ります。ハンドルをカッター側に付け替えて、伸ばした生地をぐるぐる、
下からスパゲティが!でてきましたあたりまえのことなんでしょうが、これがやっぱり感動で、う、う、う。
ゆでるのはたったの1分。歯触りは普通のぱすたよりもわやらかめ、アルデンテにはなりませんが、ふわふわしている割りにはしっかりした歯ごたえがあって、驚きです。イタリアの家庭ではこんなパスタが普通なのか?!みたいな衝撃が…
調理は本当に簡単なので (パスタってえてして簡単ですが) いろんなバリエーションでしばらく楽しめそうです。ごちそうさまでした。
2010.10.07